補助ペダル『リトルピアニスト』を使ってみた感想。
2020-06-03
先月末に三陽製作所の補助ペダル『リトルピアニスト』のモニター品をお借りして、(2週間ほどですので1人2回ずつ)生徒さんたちに実際に使用してもらいましたので備忘録として残しておきます。
まだ床に足が届かない、年中さん~小4の8人の生徒さんです。(今は2年生の生徒さんはいません
)

まずペダルトップが2種類あります。左が滑り止め付きホールドタイプ、右がスリップタイプです。
季節的に少し暑い日が続きましたので、素足の子もいました。
やはり靴下の子はスリップタイプは滑ってしまって踏みにくいみたいです。
補助台は甲南のUP-1を使っています。
①年中、4才 (100㎝ 足台22.5㎝)
ペダルに足はとどきますがまだ力が弱くしっかり踏むことができず、使用は断念しました。
軽いと言っても幼児期の子供にとっては簡単ではないようです。
②年長、5才 (110㎝ 足台21㎝)
少し重そうでした。裸足で踏んでいましたが、滑り止め付きホールドタイプのペダルトップの方が踏む面が大きいので踏みやすかったみたいです。
ペダルを踏むことや音が広がる感じを楽しんでいました。お迎えに来たお母さんに嬉しそうに話していたのが印象的です
③小1、6才 (115㎝ 足台20㎝)
上から3段目で使用。靴下を履いていたので、スリップタイプは滑って踏めませんでした。
少し重そうでワンポイントで踏むときは大丈夫ですが、長く踏みっぱなし大変そうでした。
④小1、6才 (110㎝ 足台20㎝)
③の子とほぼ同じ体格で、やはり長く踏むのは大変そう。
裸足でした。ホールドタイプでもスリップタイプでもどちらでも変わらないようです。
⑤小1、もうすぐ7才 (120㎝ 足台18.5㎝)
足台は真ん中くらいです。
同じ学年でも前の2人より少し体が大きくペダルもしっかり踏めていましたが、やはりカカトは浮いてしまいます。でもしっかり上から押さえる力はあるので長く踏みっぱなしの曲でも大丈夫でした。指がしっかりしてよく動く子なので、足に集中していても指が疎かにならないのかな?
ペダルのレッスンが楽しかったみたいで、家でもしっかり練習してきてくれました。
靴下を履いていたのでホールドタイプの方が良かったみたいです。
彼女は補助ペダル付き足台でのペダル経験がありますが、教室で使っていたものがあまり良いものではなかったからか踏みづらそうでした。リトルピアニストの方が良かったみたいです
⑥小1、7才 (130㎝ 足台12㎝)
背の高い子で、足台は一番下げた状態です。
背は高くてもまだ一年生なので体重かけて踏むので前傾姿勢になってしまうのが気になりました。まだ力が足りないので長い間踏むのは大変そうでしたので、使うならワンポイントがいいのかな
裸足でしたが、ホールドタイプが良かったみたいです。
⑦小3、8才 (135㎝ 足台12㎝)
足台は一番下です。彼女はアシストスツール&ペダルでの経験がありますが、アシストペダルの一番上はグラグラして安定があまりよくないのでやりにくかったと言っていました。
⑥の生徒さんと同じくらいの身長ですが、年齢が上なので骨格がしっかりしているため足の力だけで踏めるのでスムーズです。
これくらいの年齢になると体の使い方がうまくなってくるのでしょうか?靴下を履いていましたが、スリップタイプでも滑ることなく4小節踏みっぱなしの長いもペダルしっかり踏めていました。
⑧小4、9才 (130㎝ 足台12㎝)
華奢な子なので少し重そうです。
4小節の長いペダルは途中で足が上がってきちゃいます。ペダルを使うのが初めてだったので慣れれば何とかなるのかな?


スーパーキッズ仕様の一番上(20㎝)とジュニア仕様一番上(10㎝)の傾きの差。
長くなるほど踏んだ時の傾斜が大きくなります。そのせいで小さい子が踏むとカカトが後ろにズレてしまいます。
アシストペダルは付け根に遊びの部分があり、それが長い状態だとグラグラしてしまい不安定な感じでやりにくく、「何で遊びの部分作ったんだろー?」って思っていましたが、カカトが後ろに押しやられないためには必要なことだったんだなーと実感。(アシストペダルも短くすると安定してきます。)
あと一つ気を付けてることが、足台の置く位置です。傾斜を考えて足台はいつもよりも前にセットしないとぶつかります。そのため椅子もピアノから遠くセットするので、いつもの様に深く座ってしまうと鍵盤から遠いです。椅子には浅く腰掛けることも教えないといけないですね。

ペダルの傾きを考慮してこれくらいはなします。

通常はぴったりくっつけるんですけどね。その分椅子も後ろに下がるし体もピアノから離れるので椅子の座る位置に注意です。
だいたいの足台は縦30㎝くらいあります。結構大きいんですよね
幼児が急に立ち上がって乗っちゃったりするんでこれぐらいしっかりしたものじゃないと危ないのかもしれないですけど。
アシストスツールは縦22㎝なのでこれくらいの足台があるといいんですけど……
以上、スーパーキッズ仕様とキッズ仕様を使ってみた感想です。他の子は足が届いているので残念ながらジュニア仕様は子供たちに試してもらうことができませんでした。それに、ジュニア仕様はアシストペダルとイージーペダルで代用できますので今回は購入は見送ります。。見た目が可愛くて機能的なのでホントは欲しいけど、お値段がかわいくないので…
アシストペダルが古くなったら買いかえてもいいかな。
お値段は少し高いですが長く使えます。ペダルトップは生徒の好みや裸足、靴下、靴との相性があるので教室の備品として全種類あってもいいですね。
ご家庭でお子様のために購入する方はモニター制度を利用して吟味した方がいいですね。

取り付け部分をそのままに左の8㎝の高さ調節部分(スーパーキッズ、キッズ仕様)を右の5㎝(ジュニア仕様)の高さ調節部分にマイナーチェンジしてもらえるみたいです。
ペダルもペダルトップをそのままでシャフトを13㎝(スーパーキッズ仕様)から6.5㎝(キッズ、ジュニア仕様)にマイナーチェンジできますので、こちらも長く使えそうです。
大人が踏んでみて「あ、軽い❗」って思っても、子供の力だと重いと感じるようです。ペダルに気を取られて指が疎かになってしまうとよくないので、その子の技量に合うよう適切に取り入れて行きたいです。
バスティンによくある、最後にワンポイントだけペダルとかだと入れやすいですね。
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Parisとコスメと犬を愛するピアノ講師
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- PARISで外国人してました。
けっこうミーハーな性格で、まあまあ細長くジャニファンしてます。 - 職業
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