ト長調のメヌエットはバッハ作曲ではない???

2017-10-14

かの有名なト長調のメヌエット。

♪レーソラシド レソソ ミードレミファ ソソソ ~

メヌエットと言えばこの曲をイメージする人も多いはず。多くの人が「J.S.バッハ作曲」として記憶の中にあると思います。
 



日本で一番弾かれたクラシックかもしれませんね。
子供の発表会では必ず数名弾く子がいます。

しかし、近年の研究でJ.S.バッハが作曲した曲ではないという説が浮上しました。


ト長調のメヌエット(BWV anh.114)は
J.S.バッハ作曲ではない?


では本当の作曲者は?

メヌエットというのは3拍子で踊る舞曲の一つなので、たくさんの作曲家がいろんなメヌエットを作曲しています。

そんな数多くあるメヌエットのなかでも、誰でも聴いたことのあるのがこのメヌエット(BWV anh.114)ではないでしょうか。

多くの人がメヌエット(BWV anh.114)はJ.S.バッハが作曲したものと思っていると思います。

img_20171014-220725.png
↑子供用の発表会のための曲集では、ぺツォルト(伝バッハ)となっています。
これ、最初見た時意味がわかりませんでした。

img_20171014-220757.png
↑改訂されたぴあのどりーむ5にもいつの間にかこの一文が加えられていました。
年上の生徒に教えた時にはありませんでしたcoldsweats02

もともとこの曲は「アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア練習帳」という小曲集の中の一曲です。
因みにアンナ・マグダレーナ・バッハというのは、J.S.バッハの後妻さんです。
奥さんのために練習に最適な曲をまとめたんですね。(つまり写譜したようです)
私的な練習帳のため作曲者名が書かれていなかったので、勘違いされてしまったようです。


本当の作曲者はペツォールト説が濃厚

初めて聞く名前です。
近年の研究でクリスティアン・ペツォールトという説が有力となっています。
ペツォールトと書いてあったり、ペッツォルトと書いてあったりします。


バロック時代にドイツで作曲家、オルガン奏者として活躍された方らしいです。

他にも実はJ.S.バッハ作曲とされていたメヌエットがもう一曲あります。
それがメヌエット ト短調(BWV anh.115)です。

有名な2つのメヌエットは、J.S.バッハではなくペツォールト作曲という説が有力のようです。海外ではすでにペツォールト作曲として楽譜が作られています。

日本でもペツォールト作曲(J.S.バッハ伝)のように表記されている楽譜も増えてきました。自分の楽譜はどうなっているか、確認してみてくださいね!

そして目下の悩みは生徒にどう説明するかということと、発表会のプログラムの表記。


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